2007年10月20日(土)~21日(日)
小川山フリークライミング
前夜(19日) 23時 武蔵境駅→南きよさと道の駅(泊)
1日目(20日) 道の駅→ナナーズ→廻り目平キャンプ場→ガマスラブ→名称不詳の岩場→キャンプ場(泊)
2日目(21日) キャンプ場→マラ岩→妹岩→名称不詳の岩場→キャンプ場→増富ラジウム温泉→武蔵境駅
■雨の前夜・・・どこで寝るかが問題だ!!
金曜前夜発のメンバーは5人。
雨の降りしきる夜、どこで泊まるかが問題になり、一時は当日朝発に変更っという案も出たが、いろいろ情報収集をした結果、屋根のあるところが2、3見つかり、前夜予定通りの出発となった。
その屋根のあるところの一つが南きよさと 道の駅。車から降りてみると原っぱの奥に屋根付きのステージがある。
申し分あろうはずがない。すぐにテントを張り、宴会を始める。
朝、明るくなってだいぶ経ってから起床。
ここ道の駅で今晩の焼肉の材料の野菜を数点購入してから、ナナーズで朝発のメンバー3人と待ち合わせ。
ここでみんなで今晩の焼肉の材料を購入。
今日のテントサイト廻り目平キャンプ場は白樺が色づいてとても美しい。
テントを設営したのち、ガマスラブへと向かう。
■こんなツルツルだとは思わなんだ
私にとって、今回が始めてのフリークライミングである。
なにせクライミングは苦手と来ているので、不安ばかりが大きくて、正直な話ワクワク感は皆無である。
ガマスラブ。
まるで巨大な滑り台のような岩である。
まずは左端の小川山で一番簡単と言われるルートをトップローブで登る。
その後立て続けに左側を3本ほど登った後、初めてのリードをすることになった。
「えっ! もうリードするの、そんな殺生な~」
「ジムは専らボルダーばかりで、リードした経験はないのに・・・」
っとは言っても、逃げられるはずはない。
意を決して初めてのリードにチャレ~ンジ。
ゆっくりと慎重に登ったら、どうにか終了点までたどり着くことができた。フー(冷汗タラリ)
そこで一休み。
眼前に広がる景色を眺めてみると、青空の下、微かに色づいた山肌が広がっていた。確かにその景色は賞賛に値するほど美しいものであったが、この時の私にはその景色に感嘆する余裕はなく、ただただ登り終えたという安堵感で一杯。
その後、ガマスラブの左上の岩場へと移動する。(岩の名称は不明)
岩のほぼ真ん中あたりの所のルート名不詳のルートに、Mさんがトップロープを設置してくれるという。
ビレイをしながらMさんがどのように登るかを観察。
イメージトレーニングをした後、そのルートに挑むが、下で見ているのと、取り付いてみるとでは全く様子が違っていてうろたえてしまった。
真ん中あたりでとうとう進退窮まる。
「下ろして下さい~」っと頼むと、ビレイしてくれているAMさんから「ちゃんと確保しているから大丈夫。思い切って行ってみて」っと励まされる。
ビビリーな私は確保されているとはいえ堕ちるのが怖い。
っとは言ってもこのままここで立ち往生するわけにも行かないので、AMさんの指示どおりに身体を動かし、恐る恐る「エイ!!」っとやってみたら、堕ちることなく一歩上に上がれた。(冷汗タラリ)
「やれやれ」っと思ったのも束の間、フッと上を見上げると、まだまだ先は長いではないかっ。
「ここ、こんなに長かったっけ?」なんて1人自問自答しながらも登り詰め、どうにか終了点に到着。フー。
「もう、今日はこれで十分」なんて勝手に“お疲れさんモード”に入ってMさんのクライミングを鑑賞しながら寛いでいると、大御所Sさんから左端のスラブを登ってみたら、と促される。
そのスラブ、見ると見事にツルツル。
戦意喪失。
しかし、せっかくの大御所Sさん申し出を断るわけには行かない。
「よーし、やってやるぞー」っと勢いよく登り始めるが、その威勢は登ってすぐに挫かれ、途中で行き詰ってしまった。
大御所Sさんが教えてくれたその小さな窪み。
私にはどうしてもそこに立てるとは思えない。
自分の技術は全く信用はできるものではないが、ここは大御所Sさんの言を信じて足をその窪みに当ててみる。
すると「あら不思議」そこに立てたのである。
登るのが上手い人は、教えるのも上手いんだな~。
■火を見ていると落ち着くのは何故だろう
やっと長い1日目は終わった。
終わった途端お腹が空いてきた。
食事の前にまずは金峰山荘のお風呂に入って(冷)汗を流す。
夜になって2名合流。
総勢10名で盛大な焼肉パーティーでお腹を満たし、焚き火を囲んで夜遅くまで歓談。
焚き火のそばにいると、落ち着く。
なかなか焚き火から離れられなかったのは気温が寒かったせいもあるけど、そればかりじゃなさそう。
ただ観ているだけで、心が落ち着いてくる。
トングで火にくべた枝を組みなおしたりするのもなかなか楽しい。
フラットソールという靴の威力を借りてはいるけど、自分の手足だけで岩をよじ登るフリークライミング。
まだまだ余裕はないけど、嫌いではない・・・なぁ~。
明日はマラ岩へ・・・登れるかな?
つづく
クライミングについては超初心者の私です。用語、ルート名、グレード等で間違った表現を利用している場合があります。間違いに気づかれましたら、ご指摘いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
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筋肉痛になった。でもボルダリングの時とは違う部位が痛い。フリーとボルダー、使う筋肉は微妙に違うもんなんですね。
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