2008年8月3日(日)
◎メンバー
L:たまちゃん、ひーちゃん、ゾノさん、リカ
◎旅程
小屋05:12→ザラ峠05:39→獅子岳06:40→室堂09:16
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昨日はバテバテで夕食が喉を通らなかった。
朝はしっかり食べないと・・・
立山方面から登る幻想的な朝日を目に焼きつけ、いざ出発。
ザラ峠までトットコトットコっと快調な足取りで下っていく。
ここ“ザラ峠”は歴史ロマンが色濃い所。
この峠を踏んだら、きっと当時に想いを馳せ、センチメンタルな気分に浸ってしまうんではないか、っと予想していたが、実際はそれどころではなかった。
目の前にドーンと聳える獅子岳の高いことよ!!
まずはここを攻めねば。
そうだ!難攻不落な尾根はないのだ。
当たって、打ち砕け!
なんて・・・ザラ峠を踏んだ途端、佐々成正がのりうつったのか、武将チックな台詞をはいてしまった。
尾根筋に付けられた登山道を登り終え、巻いた道を少し行くと獅子岳の山頂である。
ここから少し下り、雪渓をトラバース気味に登ると、鬼岳の東面に着く。
玉ちゃんリーダーの配慮でここでまたまた1本。
かたじけない。
出発間際になんとオコジョが岩陰がらチョロチョロと顔を見せてくれた。
姿を見せてくれたのは一瞬だったけど、その可愛らしさは筆舌に尽くしがたい。
じっくりは見れていないけど、手が白いのがすごく印象的。
いや~見れて本当にラッキー。
その瞬間疲れは吹っ飛んだも~ん。
でも悲しい哉、吹っ飛んだ疲れはすぐに舞い戻ってくる。
これが現実。
浄土山への登りが最後の登り。
ここ登ったら後は下るだけ~って楽観的に考えていたが、疲れている身には下りもきつい&遅い。
ゴーロゴロの所をズンズンと下り、雪渓を渡ったらもう室堂の散策路。
やっと下界に下り立った~。
ここからスピードをあげ、先へ行ってしまう玉ちゃんやひーちゃん。
彼女らの姿はドンドンと小さくなっていくが、自分の体はまったくそれらに反応せず、ゆっくりとしか歩けない。
でも、ゾノさんがドンドン小さくなっていくのを見ると焦ってしまう・・・。
まずいぞ、私・・・ってね。
しかし室堂の、あの超デコボコの石畳は足に堪えた。
その上、室堂を散策している人の波が押し寄せてくるのを避けるのも大変だった。
弱った身には、健常者が普通に歩いているのでさえ威圧として感じる。
そーだったんだ。
この感覚は、日常で活かさなければならないな。
途中、大町温泉の薬師の湯に寄り、汗と垢を流し、松本までの車中で軽く打ち上げをし、あずさではデコピンを賭けたUNOで盛り上がりながら帰京した。
ご一緒してくれたみんなにお礼を言いたい。
みんな~ありがとう!!楽しかったよ~
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お知らせ!!
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またまた散財してしまった
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