2008年9月7日(日)
◎メンバー
玉ちゃん & 久子姐さん、リカ
◎コースタイム
山荘05:00→黄蓮の水場06:03→下駒ヶ岳06:58→白鳥小屋08:22→シキ割りの水場09:36→坂田峠10:27→尻高山11:20→二本松峠12:08→入道山12:21→栂海新道登山口13:19→親不知海岸ダイブ13:36
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5時ぴったりに山荘を出た。
ヘリポートを隔てた、ちょうど山荘の向かいに看板が立っていたので、てっきりそこから白鳥山方面への道がついているのかと思っていたら、そこは “きじ場” (トイレ指定地)だった。
のっけから迷ってる。
正解の道は山荘の脇にあります。
遠くで雷鳴。
ガスのせいで、ヘッ電(ヘッドランプ)が点す光も弱々しい。
とにかく、下る。
黄蓮の水場で一本(休憩)。
後に、ここで撮った写真を見てみると、ふやけた肉まんみたいな顔をしている。
既にお疲れモードなのだろう。
ここでは水を汲まなかったので、水が出ているか不明。
黄蓮の水場付近はブナの林で雰囲気がとてもいい。
ずっーとこんな緩やかな道だったらいいのに、っと思っていたら、いきなり登りだ。
それも急。
下駒ヶ岳手前から、確実に疲れてきた・・・まずいな~。まだ半分も来ていないんだよ。
この行程で私たちの歩みを阻むものは
ぬかるんだ道
蚊
蜘蛛の巣
特に蚊には悩まされた。
なにせ私だけ70箇所も咬まれる人気ぶりなのだから。
どうせ血を吸われるなら、ゲイリー・オールドマンのドラキュラに吸われたいわ
白鳥小屋手前あたりから降雨。
白鳥山まであともうひと登りってところで一本。
なぜなら、ここには水場があるから。
私は疲れていることを理由に、憚ることなく久子姐さんに私の分も水を汲みに行ってもらった。
ほんと貴女は女伊達であるよ!!
あと時間にして半分の行程が残っているのに、白鳥山についたら気分的にホッとした。
そのお陰かな、下りでつま先とかが痛くなったけど、疲れはあまり感じなかったな。
金時坂の下り。
段差のある所は、枝や幹を掴んで通過する。
その度に、雫の恩恵を受ける。
そう、雫は火照った体を適度に冷ましてくれるし、だれた気分も覚してくれる。
面白いのは幹を掴むのと枝を掴むとでは雫の飛び方も違うし、離す反動によっても当然落ちてくる勢いが変わる。
こんな些細なことでも、意識として心に刻まれるのは、きっと心が素直になっているからなんだろうな。
坂田峠から先も、当然アップダウンが続く。
そして最後の登りを終え、ここからどーんと下って標高0メートルまで・・・っと思っていたので、「あと200m」、「あと100m」なんて言いながら高度計をにらみつつ下っていたら、あっけなく車道が見えて、ゴール!!
テンション、急上昇!!
まずは親不知観光ホテルへ。
無愛想な対応。
そのおかげでテンション急降下。
聞くと、お風呂と親不知駅までの送迎付で1500円だという。
高いような気がする・・・っとはいっても、他に選択肢はないので、無愛想&入浴料の高さをも不問とし、まずはお風呂の前に海へと向かう。
車窓からでも、車上からでも、そしてどこからでも、海と富士山が見れると、浮かれてしまう。
けど、今日目にする海は、それとは違う。
きっと忘れられないだろうな。
海を見る前から、そう確信していた。
海岸へは階段を100mほど下る。
海だ!!
やっぱり広いくて大きい!!
山もデカイな~って度々思うけど、海も負けずにデカイよ。
なんかいい感じ。
玉ちゃんが日本海へダ~イブ!!
それを見ているだけのつもりの私も、ダ~イブ!!
私につられて久子姐さんダ~イブ!!
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親不知観光ホテルのお風呂で汗を流しあと、親不知駅から富山駅へと向かう。
とある店で下山祝いをし、カラオケボックスで仮眠をとり、23時発の池袋行きの夜行バスで帰京した。
この強い二人と栂海に行くのは、はっきり言ってプレッシャーだった。
適当な理由つけて辞めようかとも思ったことも何回かあった。
でも、二人は強いだけでなく、とってもやさしい。
私はたくさん甘えさせてもらったから、親不知までこうしてこれたんだ。
二人の強さは到底見習えないけど、蒙ったやさしさは見習い、受け継がなきゃいけない。
私に楽しい思い出をくれた、久子姐さんと玉ちゃんに・・・
あ り が と う
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やっぱショップチャンネルよりQVCの方がいいね
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あの、蚊って服の上からさすんですか?
栂海新道、行きたいんですが、蚊がいるなんて、ちょっと躊躇します。
私の血もものすごくおいしいんですよ。
投稿情報: てる | 2008/09/29 21:23
■てるさん
美味しい血の持ち主は、長袖着てても刺されます。
虫よけスプレーも役には立ちません。
要するに抵抗しても無駄って事です。
私は9月の小雨降る中で70数箇所だったので、是非てるさんには記録更新して欲しいな。
検討を祈っています。
投稿情報: Licca Channel | 2008/09/30 12:06
いやーーーーっ、絶対刺されたくない!!!
でも、栂海新道は行きたいし、、、ああ、困った。
ゴアの雨具を着たらどうかな?
顔にはネットかぶって。
最後、やっぱ海にダイブなんですね^^
私も絶対やりたいと思ってます。
投稿情報: てる | 2008/09/30 12:44
■てるさん
まじめな話をしましょう。
私らの分析は、私の長袖は肌にフィットしてたんで、他の人よりも多く刺されたのではないか、っと見ています。
栂海の最後はダイブで〆なきゃいけません。
砂浜じゃないので、泳いでいてもパンツやブラの中にまで砂が入ることがないので、安心ですよ。
投稿情報: Licca Channel | 2008/09/30 15:23
栂海新道、、日本海から繋げるには避けては通れない道ですよね。自分も何時か行きたいなぁ。
しかし・・・・玉ちゃんって何モノ~っ。凄すぎますっ!!!
他にも凄い武勇伝がありそうですね。
投稿情報: すけろく | 2008/10/03 21:29
■すけろくさん
最後が“海”ってのが魅力ですね。
吹上のコルから黒岩山までの間が素敵です。
是非!!
玉ちゃん、すごいです!!
そんな玉ちゃんの別名は“シリセード クィーン”です。
投稿情報: Licca Channel | 2008/10/06 16:22