久しぶりだよ、沢登り @ 小川谷廊下

この先はどうなっているのか・・・ドキドキドキ

２００８年８月１３日(水)　

◎メンバー　

Ｌ：Ｔ地さん、ジッピ、リカ

◎コースタイム

ゲート(8:25)→小川谷出合(9:35)→ワナバ沢出合(10:32～10:44)→つるつる岩(11:30)→石棚(12:13)→左が壊れた堰堤(13:10)→終了点(13:26～13:43)→下山道発見(14:38)→穴平橋駐車場跡(15:19)→ゲート(16:00)

････････････････････････････････････････････････････････････････････････・・・・・・・・・・・・・・・

Ｔ地さんがジッピと小川谷に行くらしい、っという情報を得たので、早速Ｔ地さんに連絡し、ご一緒させていただくことにした。

前日までのワクワクは、当日の朝起きたときにはドキドキに変わっており、あまりお腹がすかない。

久しぶりの沢で、どうやら相当緊張しているみたいだ。

ただでさえ体力ないのに、朝から食欲なく何も口にしていなかったら、バテちゃうじゃないかっと思い、サンドイッチを無理矢理にでも口にするが、喉を通らず。

ここが私の弱いところ・・・っと嘆いても、
食えないものはしょうがないよ・・・っと開き直る。

ゲートから穴平橋まで歩く。
橋のちょっと手前の杉林の中を通り、残置されているロープを伝って急斜面を下りると小川谷の出合だ。

天気は曇り・・・途中、雨が降らねばいいけど。

私が想像していた小川谷は、とにかく水量が豊富だという印象。

でも、今日の小川谷は、水量がそれほど多くないかも・・・ここは初めてなので断言はしませんが。

今日のように水量が少なくて、そして夏真っ只中であっても、腰から上が水に浸かるとゾクッとするし、水圧により水への恐怖心を感じたりもする。

アナドルナカレ

ワナバ沢出合で１本。

その先、名物のつるつる岩は、トップのＴ地さんが残置のロープを利用して登り、続く私は残置のロープ＋お助け紐で登る。
腕の力だけで登ったので、案外大変だった。

その後、某滝で大変な目に遭ってしまった。

流れのすぐ脇を登るのですが、スタンスがない・・・ホールドが遠い。

足はほんの窪みにあてがうだけ。
それでちょっと上のホールドを取りに行かなければいけない。

『フリクションよ、効いてくれ』っという遡行者の願いも空しく、足はツルッと窪みからハズレた。
バランスを失った体は、無残にも流れの真っ只中へ。

とにかく、頭上から落ちる水の痛いこと！！

その上、ロープがビンビンに張っているせいで体がロックされてしまって、なかなか流れから体を引き出せない。

痛い、重いの水の中から懸命に体を引き出し、果敢に再チャレンジするも、またまた足を滑らせ、体は振り子の如く再び流れの中へ・・・

ここ大変だったわ～
登れないかと思ったもん。
見回しても、巻きようもないし。

そんな私が登れたのは、後続のジッピの助けあったからこそ。
ありがとうございました。

ここで容赦ない水の洗礼を受けて思った。

沢感が衰退してる。
だから流れの中にあるスタンスも見つけられなかったんだ。

何においてもそうだけど、“間”をおくと感覚が鈍るな～。

その後の滝は、どうにかソツなくやり過ごし、左の壊れた堰堤を越えて、広々としたゴーロ帯に飛び出た。

『やったー、終了点だぁぁ』

後は登山道を下るだけ、っと思っていたが、この先からが核心だった。

右岸にあるケルンの所から入り、最初はテープを辿るが、ちょっと先から踏み跡や、テープがなくなる。
一つ沢を越えて支尾根に乗るが、その先から完璧に迷ってしまった。

約１時間彷徨ったのち、どうにか踏み跡を発見。
登山道にたどり着けた。
ヤレヤレ。

帰りは「ぶなの湯」に浸かって、帰路についた。

結局１８時頃に新松田の駅前でうどんを食べるまで、ソーセージパン１個での行動だった。
褒められたことではないけど、ある意味すごいよな～。

食欲って生理的なことだから、なかなかコントロールできないのが困る。
もうちょっと食べれたら、ない体力を少しは補えるはずなのにな、っと臍を噛む思いです。

やっぱり沢は面白かった。
また行こう。

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

“シンナソー”ってナンダヨー

このエントリーのＴＯＰへ
非公認山岳会　Ｐｅｔｉｔ *のＴＯＰへ
サイトマップへ
お知らせ！！

読者アンケートにご協力お願い致します。

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

　冷房病で、なーんもやる気がおきましぇん
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------