Mild Tozan extra lights vol.8 明神ケ岳
日程 2010年6月6日
道了尊→明神ケ岳→明星ケ岳→宮城野
メンバー Licca*
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実質、初めて登った山がココ明神ケ岳、小4の秋。
その後、1回半行っているけど、
山頂までの道筋の記憶がほぼ欠けていた。
あるためて登ってみて思った・・・
明神ケ岳って、こんな素敵な山だったっけ?
とにかく道がすばらしい。
ゆるやかに、スッーと登っていく尾根道。
頂上の直下あたりに、ちょっと巻道がある程度。
私好みです。
そんな明神ケ岳は、
山の"気"が満ちていた。
草は登山道を覆うほど茂り、
花は今が盛りと燃えている。
蝶々は熊川哲也のように華麗に舞い、
小鳥は森麻季のように高らかに歌う。
私が印象派の画家であったなら、
この山を、
蜷川実花チックな、極彩色で描くことだろう。
そんな生命のパワーが充満している山を歩いていたら、
もう、呑まれちゃってフラフラ・・・・
嘘
ただ、体力不足の上に暑気バテしちゃっただけ。
明神ケ岳を軽く踏み、明星ケ岳への稜線を歩き出したが、
陽射しに照らされて、あぁ~暑い。
明星ケ岳の山頂は、つまらないから、途中の鞍部で宮城野に下りちゃおうかな・・・
いやいや、予定通り明星ケ岳までいくべきだよ。
なんて、心は常に葛藤していた。
その鞍部。
一組のパーティーが休憩しているのを見て・・・
ここで下りたら、「かっこ悪~い」って思われちゃうかも~
って、自意識過剰になってしまい、
予定通り、明星ケ岳へと進んだ。
自意識過剰の末の計画遂行・・・情けない気もするなっ。
明星ケ岳も軽く踏み、分岐に戻って、木陰で昼食。
カップめんとカフェラテが、異常に美味しくって、何度も唸った。
宮城野への下り。
途中で開けている所がある。
そこに可愛らしいプチお花畑が。
高山植物がひしめく高尚なお花畑とは比べ物にならないほど、
エリアも小さいし、咲いている花も朴訥なんだけど、
それがなんとも美しく、心を打った。
♪ぼくらはみんな 生きている
生きているから 歌うんだ
ぼくらはみんな 生きている
生きているから かなしいんだ
手のひらを太陽に すかしてみれば
まっかに流れる ぼくの血潮
ミミズだって オケラだって
アメンボだって
みんな みんな生きているんだ
友だちなんだ~♪
まさのこの歌が象徴しているような世界を、今日は歩くことが出来た。
宮城野橋からバスで箱根湯元まで。
当初の計画では、小田原の有名なデリでお買い物して帰るつもりだったけど、
もうその気力は残っておらず、まっすぐに帰京した。
そうそう懸念していた下りだけど、膝はどうにか稼動してくれました。
ほっ。
Licca*
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