2010年2月20日
京都・大文字山
メンバー ひーちゃん、Licca*
コースタイム 蹴上駅9:10→大文字山山頂11:00→大文字火床11:20→銀閣寺12:00頃
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膝を痛め、軽めの山にしかいけないのが現状。
近郊の低山には食傷気味なので、ちょっと足を伸ばし、
ハイキングと、それ以外の楽しみを同時に味わえる企画を立ててみた。
女性限定の3列シートの夜行バスに乗って京都へ。
6時半頃に京都駅到着。
さすがに京都 観光立県。この時間でも観光客がワンサカいる。
朝食をたっぷりと1時間かけていただき、地下鉄に乗って蹴上駅まで。
発車寸前の地下鉄に乗る前に、車掌さんに行き先確認。
その対応がとっても素敵
蹴上駅に到着。改札を出る前に駅員さんに、
近くにコンビニがあるか確認すると、その対応がまたまた素敵すぎてビックリ。
「なんだこの優しさは」
軽いカルチャーショックを受けてしまった。
人の物腰が、あきらかに東京圏とは違う。
人情味があって、優しくって、さりげない笑顔が素敵。
優しくされてビックリするってことは・・・東京圏ってやっぱり冷たいんだ。
他人事ではない。私自身も東京圏の冷たさを構成する一人ってこと。
反省せねば。
あぁ~前川清の「東京砂漠」が、頭をよぎる。
結局、駅前にコンビにはなかった。
遠征の場合は、現地調達よりも事前準備が賢明ですね。
自販機にも見放され(あったけど買えなかった)、水も買えずに登山開始。
大文字への道筋には、要所要所に道標はあるのだが、
不覚にも蹴上駅から日向大神宮までの道で、右往左往。
日向大神宮入口から道は2つに分かれる。
今回はあのびっくりするほど親切な蹴上駅の駅員さん推薦の、
境内を突き抜け、天岩戸を経由する道をとることにした。
天岩戸の岩にはくぐり抜けられる洞窟があるので、開運招福を祈願し、道を先へと進む。
15分ほどで七福思案処。
ここは伐採された木の丸太等が雑然と置かれ、
火の用心と書かれた大きくて派手な幕がはってあることで、
せっかく地名が持っている情緒を台無しにしてしまっているのだけど、
この視点はあきらかに登山者のエゴ。
ここは里山。
山を生業にしている人々の営みがあるのは当然のこと。
踏み入らせてもらっていることに感謝すべきなのだろう。
登りはじめて1時間経過した頃から、対向してくる人とすれ違うことが多くなった。
北の方から登ってくる人の方が多いようだ。
大文字山に到着。
山頂にいるのではなく、ガリバーになって、京都の町を跨いでいるような・・・
または、精巧な巨大ジオラマを覗き込んでいるような・・・
そーんな不思議な感じの景色がひろがっている。
山頂より火床の方が景色が良いとのことなので、そちらで多めに休憩をとる。
本来なら、コンビニで粉末コーヒーを買って、ココで二人で一杯やるつもりでガスを持ってきたのに、
コーヒー買えず、水さえも買えずに、飲めずじまい。残念
火床は等間隔でおかれている。
それらを目で追うことにより、五山送り火の「大」の字の大きさを実感することができる。
ここから銀閣寺方面に下山し、銀閣寺(改修中)を参拝。
予定では哲学の道を通り、そぞら歩きをしながら蹴上に戻るはずだったのだが、
あっさりと予定変更。
バスに乗って、祇園へ。
ちょいとお買い物をしてから向った先は・・・
つづく
Licca*
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