Mild Tozan extra lights vol.1 八甲田山
日程 2009年7月4日~5日
メンバー L:Licca*、ひーちゃん、ゆかぽん、ゾノさん
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7月4日PM
十和田湖行きのバスに乗車。
途中、霧が出てきて、周囲は真っ白になるほど。
酸ヶ湯温泉の15時のチェックインまでにはだいぶ時間がある。
一応フロントに到着した旨を知らせに行くと、運良く部屋の用意ができており、すぐに部屋に通してもらった。
一時間ほど部屋でダラダラした後、周囲を散策に行く。
まずは登山口の確認。
そのまま道沿いに歩いていくと、地獄沼がある。
水面からは湯気がでており、手を入れてみると、ほのかに温かい。
地獄沼から道路を渡り、路地に入ると、沢沿いにまんじゅうふかしっというところがある。
東屋のベンチに座ると、お尻がポカポカと温かくなる。いわゆるオンドルのような感じ。
座っているだけで、お尻からは幸せなぬくもりがジンワリと伝わって、汗・・・
その上、ゆかぽんに教えてもらった、笹笛がどうしても上手く鳴らせなくって、
必至になるあまり、またまた汗。
なんとも長閑だわ。
まんじゅうふかしを出ると、すぐそこからは東北大学の管理する植物園に入る。
なかなかワイルドな植物園。
何も考えずに、道なりに歩いていくと、いつしか、道路に出ていた。
酸ヶ湯温泉に帰る前に、キャンプ指定地を視察。
整備されているし、管理も十分だし、とても素敵なキャンプ地でした。
宿に戻り、まずはお風呂でしょ。
酸ヶ湯には2つのお風呂があります
ひとつは超有名な混浴の「千人風呂」。
ここでは身体を洗うことはできません。
もう一つは男女別の「玉の湯」。
最初はもちろん名物の千人風呂へ。
一ヶ月前に酸ヶ湯温泉に予約を入れてから、
今この瞬間、脱衣場より浴室内をのぞいて見るまでは、
混浴風呂に入る気満々の私でしたが、
浴室のぞいて、呆然・・・
やっぱり湯気がモウモウとしてない。
(浴室内が湯気で満たされるのは、冬場だけだって。)
あまりにも見通し良過ぎ・・・
ダメだ
これでは、入れな~い。
ひーちゃん、ゆかぽん、私は男女別の「玉の湯」に行くことにした。
残るゾノさんは、「テクニックがあれば、見られずに湯船に入れるんだから」っと自信満々で千人風呂に入っていった。
お互いの視線を意識しながら入るお風呂よりも、
ゆったりとしながら入れる女性専用のお風呂の方がやっばりいいわ。
お風呂上りは、中庭で入山祝い。
マッタリとした、素敵な時間だ。
その後18時から、「千人風呂」の浴室内で、篠笛の演奏があるというので、聴きにいく。
もちろん浴室内には入らず、
脱衣所、もしくは、脱衣所と浴室をつなぐ、葦簾で囲われた階段の所で聴く。
浴室内で聴く篠笛・・・
天井の高さと湯気の効果が、音響に影響を与えていたようで、幽玄な響き。
こんな聴き方もアリなんだな~。
篠笛の響きを聞くことは、多分いままでもあったはずだけど、
こうやってしみじみ聴くのは初めて。
素敵な響き。
そういえば、吉川の武蔵を読んでいた時、お通がよく篠笛を吹いていたな~。
お通の篠笛の音は、どんなんだったのかな~。
お風呂を出て、演奏していたお兄さんに曲名を聴いてみたら、反対に「何曲目ですか?」っと問われ、
・・・絶句。
私ったらなんてバカな質問をしてしまったのだろう。
恥ずかしい。
優しいお兄さんは「最初の曲は、ねぶたの囃子です。最後の曲は涙そうそうです。」
っと親切に教えてくれた。
素敵な演奏ありがとうございました。
19時から部屋で食事。頭痛の影響もあって、あまり食がすすまない。
20時~21時が、「千人風呂」が女性限定の時間となる。
20時になってすぐに行くと混んでいるとの事なので、
時間を見計らって、20時半頃にお風呂に入りにいく。
憧れの「千人風呂」。
いい湯でした。
打たせ湯は、かなり水圧があるので、常備されているビニール袋を頭から被って、頭上からダイレクトにあてる。
頭、すっきり。
ついでに肩も、腰もあてておく。
この総ヒバ造り 80坪の千人風呂は、確かに古いんだけど、入っていてすごく落ち着く。
お風呂の中に神棚があったりして、心まで洗われるような、そんな雰囲気もするから、落ち着くのだろう。
1週間くらい、ここで湯治したくなってしまった。
酸ヶ湯温泉は、お風呂がいいのはもちろん、スタッフの対応も適切で気持ちいいです。
酸ヶ湯温泉、とっても気に入っちゃった。
明日は八甲田に登ります。
つづきまーす
Licca*
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☆
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今年は冷夏なんですよね、そうですよね。絶対冷夏になるんでいよね。
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冬の酸ヶ湯は確かに湯気もうもうで、猿が入ってんだが、ヒトが入ってんだかわからない状態になるけど、混浴専門の出歯亀どもが虎視眈々と女性客を狙っており油断がなりませぬ。 お気をつけ召され。
投稿情報: OPANDA | 2009/07/28 08:30
■OPANDAさん
混浴の場合、湯船の縁に座ってノボセている体を覚ましている時、男女共にデリケートな部分はタオルで隠すのがマナーですよね。
酸ヶ湯温泉も混浴に対しての啓蒙活動をしているようでしたけど・・・
投稿情報: Licca Channel | 2009/07/28 15:58