2008年5月17日(土)
◎メンバー
L:A原、T木、Y科(以上ヨッパーズ1号~3号)、Licca(しらふ2号)
◎旅程
5/16(金) 23:50東京駅発 東北急行高速バス
5/17(土) 6:00山形駅着→8:22山形駅発→西川BS着→西川BS発→9:59姥沢バス停着→月山スキー場リフト→山頂→清川行人小屋(泊)
(記録 A原)
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月山へ山スキー山行の話がきた。
行ってみたい、でもちょっと背伸びしすぎじゃない?
しばらく心の葛藤が続いた。
それでも、せっかくスキー板と兼用靴買ったのだから、来シーズンまで眠らしておくのは惜しかったし・・・
1泊とはいっても、小屋泊なので荷は軽くて済むし・・・
ネットや岳人のバックナンバーで山行記録を参照し、地形等も検討したし・・・
ヨッパーズ1号~3号が勢揃いするし・・・
今回も無謀な行動と後ろ指をさされそうではあるが、月山 山スキー山行に連れていってもらうことにした。
バスを乗り継ぎ乗り継ぎ、ようやく姥沢に到着。
準備を整え、リフトに乗る。
リフト降り場を過ぎると、景色は一変する。
真っ白い磁器のボールの底にいるよう・・・
なめらかな曲線がとっても美しくはあるけど、飲み込まれてしまいそうな、そんな怖さも感じる。
上空は雲が発達していて、きまぐれに月山の山頂を隠してしまう。
ちょっと、この雲が心配の種ではある。
月山までは沢コースをとった。
前半はトラバース気味に進む。
それでも息が弾む。
私はまだシール登行のコツをつかめていないから、この足元のスキーは道具としての役目を果たしていない。
言わば
枷・・・だな。
これも初心者の宿命と思い、あえぎながらひたすら前進。
コルに登りつめる。
ここから徐々に傾斜は強まる。
とにかく雪が切れるところまで頑張ってみるが、“3歩進んで5歩ズリ下がる”っという調子で、前に進むどころが、登る度に後退していく。
雪が切れるところまでもうちょっとだったのだが、しかたなくここでスキーを外す。
ここから本領を発揮できるツボ足なのに・・・
ペースが上がらない。
体が重い。
ヨッパーズのみんなは山頂手前で待っていてくれ、一緒に頂上へ・・・・・。
ウッヒョー!!絶景だぜ~ 月山サイコー
しかし、私ひとりに限り、暢気な気分に浸っているわけにはいかない。
だってこの先の大雪城の滑降が待っているのだから。
いよいよ清川行人小屋目指して大雪城を滑降する。
とにかくマイペースでゆっくり滑る。
すると、前方に4人の人影・・・メンバーは3人のはず、誰だ?
プラス1の人影はT桑さんであった。(しばらくしてご一行2人も合流。)
A原さんはT桑さんとはお知り合いだと知っていたが、その他のヨッパーズのメンバーもお知り合いのようで、初対面なのは私だけ。
お行儀よく“始めまして”のご挨拶をするつもりであったが、スキーが思うように止まらず、T桑さんに突っ込んでしまった。
大変失礼しました。
その後、T桑さんご一行と合流し、1700mあたりの潅木帯まで滑り下り、そこで軽い宴。
スパゲティやソーセージなどをゴチになる。
宴のあとは、再び大雪城の滑降。
ここ、とっても素晴らしいです。
たおやかな雪面が果てしなく続いているので、そこを滑っているスキーヤーがとっても映える。
小さくなって、その姿が見えなくなるまで、ずっと目で追っていたい。
しかし、私の滑りは超鈍行なので、そんな悠長なことはしてられない。
目で追いたいっという衝動を抑え、自分も滑り始める。
しかし、みんなカッコいい。
アルペンのA原姉さん、たまちゃん、ジッピ。
かたやT桑さんチームは3人ともテレ。
いいな~滑れるって・・・早く私も上手に滑りたい。
そーゆー私はラジコン滑り。
リモコンに操作されているロボットのよう。
ヨッパーズのみんなは私の滑りを笑うけど、ちゃんと滑りのコツなども教えてくれる。
でも・・・上手く実践できない・・・頭では判ってるんだけどね~体は反応しない・・・
で、また笑われる。
小屋まじかの、斜面をトラバースするところで、とうとうツボ足になった。
それでも大雪城はツボ足になることなく、ラジコン滑りでどうにか下れたんだから、上出来っと言ってもいいだろうな。(自己評価)
満足ではあるけど・・・
あまり爽快感はない。
だって筋肉ガチガチで滑ってるんだもん。
もっと力を抜いて滑れたら気持ちいいんだろうな。
小屋に到着。
まずは薪の準備をする。
小屋に用意されている乾燥した薪はたいぶ少なくなっているので、小屋周辺に落ちている枝などを拾い、適当な長さにカットする。
みんな黙々と作業している。
なんか山行に来たっていうよりも、田舎暮らししている気分。
楽しい。
その後、宴は延長30分を含め、11時半まで続いた。
いや~、激しい宴だった。
たまちゃーん、ありがとう。めちゃくちゃ楽しかったよ。
「月山 山スキー ★ 「こんなとこ怖くて滑れねーよ」の巻 」 へとつづく
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激辛デビュー ☆ 会津駒ケ岳 山スキー 前編
月山 山スキー ★ 「こんなとこ怖くて滑れねーよ」の巻
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テレいいな・・・でも敷居は高いよな
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